現行賃金の見直し

月次給与の把握

現在の月次給与(以下「月給」)の分布やバラツキを把握するために、男女別にプロット図を作成します。エクセルを使えば作業が楽に進みます。

男女別に作成するのは、各種の賃金統計と比較するためです。一般的に、賃金統計は男女別に集計されているのです。

横軸に年齢、縦軸に月給額をとり、一人ずつプロットしていきます。スペースが許せば、役職名も記入します。

複数名がプロットされる年齢については、月給額の平均値もしくは中位数の値(順位が真ん中の人の月給額)を求めてください。

そして、年齢ごとに直線で結んで下さい。当然、デコボコの折れ線グラフになります。これが御社の月給のバラツキです。

月給額がガクンと下がっている年代はありませんか?月給額と役職はリンクしていますか?

各種の賃金統計と比較してみましょう。地元の商工会議所や中小企業家同友会が、定期的に賃金統計を発行しています。お使いの税理士事務所がTKCに所属していれば、自社の業種・規模に見合ったデータを提供してくれます。

手当の見直し

あなたの会社には、支給目的がはっきりしない手当はありませんか?

基本給は一度上げてしまうと下げづらい。時間外手当や賞与の算定基準になっているのでなおさらです。

ですから、基本給を低めに抑えて、足りない分を手当として支給する…といったことになりがちです。

その名もズバリ、「調整手当」という名称で不足分を支給している会社さんすらあります。

基本給にある程度の厚みがないと、せっかく評価結果を反映させても支給額に違いがでません。

評価による処遇にメリハリをつけるためにも、不要・不明な手当は廃止して、その原資を基本給に割り振ることを検討してみて下さい。

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